坂茂さんのホームページより
大震災の避難所の生活が、大きな緊張感を伴い健康を阻害している状況を見て、何とかならないものかと思っていたころ、TVで間仕切りを提案した報道を見て関心を持っていました。
THE NIKKI MAGAZIN 6月19日号に建築家坂茂さん考案の、この間仕切りの記事が載っていました。
この業界(建築業界やインテリア業界)で目立った支援の動きが見えない中、とてもうれしい報道で、その発想と行動力に大変感動を覚えました。
坂さんとは、またこの活動の資金は・・・。
『東日本大震災 津波 支援プロジェクト』
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_van.htm
この間仕切りの他に、仮設住宅3階建ての提案などもあり、仮設住宅の建築にはもっといろいろな提案があってよいのではないかと思っていたところに一石を投じています。
みんな何かできないかと思うところはあっても、手をこまねいている状況の中で、発想、行動力でリードしてくれる人がいることは、またそこにいろいろ知恵を集めていければ、大きな力となっていくのではと期待したいと思います。
『SHIGERU BAN ARCHITECTS 坂 茂 建 築 設 計』 のホームページは
http://www.shigerubanarchitects.com/
仮設住宅への居住年数を2年と想定していますが、今回の震災での復興にはまだ時間がかかることを想定しますと、もう少し居住性を考慮した提案があってよいのではないかと思います。
次の手段としては、公営住宅の建築が考えられますが、並行して検討していけるといいのではないでしょうか。
また、避難所での居住性向上について、仮設住宅の計画や実行についての動きに注目していきたいと思います。
THE NIKKI MAGAZIN 6月19日号