今日の朝のニュースで、駅の通路等の節電で、弱視者の方々が大変困っていらっしゃることを伝えていました。
確かに健常者にとっては十分な明るさでも、弱視の方にとっては、大変な問題です。
節電は、こんなところにも影響を与えているのだな・・・と気づきました。
駅では、意見があったところは、点灯するとか、一部の通路を点灯するとかという対応を取っているようですが、一部といっても、使用者の出入口が正反対のところでは、そこへ回るのも大変ですね。
節電は、今だけの問題ではなく、これからの社会の一般ルールになって行くのですから、対応を考えていかなければならない課題です。
もちろん「今」の問題は問題として対応しなければいけませんね。
生産性に影響を及ぼす工場や、安全に支障をきたす公共の場などは、節電対象からはずして行くべきと思います。
しかし、工場等も稼働時間帯を変えたりして自助努力を積極的に図って行っていますが・・・。
必要なところには送る・・・、節電できるところはさらに節電するといった検証が必要です。
先般入った蕎麦屋さん、照明を見ると、ほとんどがミニクリプトンやハロゲンでした。
ここを改善するには、器具を交換するしかないな・・・と思いながら、
それをするには、サンコルティングといったサポートや、器具交換のための一部助成金などがあると進めやすいのかななどと・・・一人思いながらの昼食でした。
話は戻りますが、点字ブロックや標示にLEDなどを組み込み、誘導してはどうだろうと調べてみますと、ありました・・・
、「三鷹駅北口LED点字ブロック- 視覚障害者歩行支援LED点字ブロック -」です。
・・・写真はいずれも上記岩崎電気のホームページより・・・
これが、どれくらいの弱視者の方のサポートになっているのかはわかりませんが、いろいろ研究が進み、こういった、対応が進んでいくとよいと思います。
あまり何もかも性急に極論で判断したくはありませんが、長期的には照明計画のみならず、建築的な手法や、さまざまな領域で技術の開発によっての節電を進めていくことが求められますね。
また可能なことと思います。