ストレス社会と言える今日、不眠はいまや社会問題ともいえるほど深刻のようですね。
不眠だけであれば外には見えてきません。しかし進行して『鬱』の症状が出たり、体に変調が見えてきたりしますと、その背景に不眠があることがわかります。私の周りにも、苦しむ人が何人もいます。
運動や入浴、光や音楽、アロマやマイナスイオンなどいろいろ心を静める効能やそれらを持つ製品が紹介されていますが、空間計画における対処などは、あまり耳にしません。
住まいづくりのヒヤリング・・・などと言っても、病院ではありませんので、自分から「不眠症です」とか「うつ病です」などと訴える人もいないでしょう。
病への対応と言う意味だけでなく、『快眠』は健康な生活の基本。
ストレスから心や体を開放して、いかにくつろぎ、安らげる空間とするかは、私たちがプロとしてしっかりと受け止め配慮していかねばならないテーマだと思います。
寝室を計画するとき、8帖の空間に収納といった紋切り型の計画ではなく、心身を開放し、静めための空間性、また眠れぬ夜を過ごす工夫など、また家族や夫婦のあり方までにも気配りできる、一歩踏み込んだコンサルティングや計画が求められると考えます。
フランスベッドのサイトに『眠り』についての参考になるサイトを見つけました。
nemuri.navi
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