カーサブルータス6月号は“そろそろ本気で収納上手になる”です。
日経のTOPページに広告があり、購入しました。
日本の住まいで「収納」は永遠のテーマです。新築クレームのいつも上位にあります。
物が多いのは、四季がある、世界各国の料理を楽しむなんてこともありますね。家が狭く物が多いのですから、誰もが困っているテーマです。
今回の特集で面白かったのは、収納の本を分類し、収納の意味するところをMAP化して分析したところ。

収納⇒片づけ⇒片づけ方⇒空間性(インテリア)⇒ライフスタイルの表現
何を持つか、どう暮らすかの背景に収納があります。
また、近年の収納には、「みせる化収納」が目だっていますね。
オープンの棚に、住む人の感性で選ばれた衣食住の品々を飾るように収納する・・・、まるでショップのディスプレイのようです。
気に入ったものを常に目にすることができる安らぎ感や、楽しさがあります。
また収納は、引き出しひとつ増えることによって価格が高くなります。
雑多な物は、安価で楽しい箱やファイルに整理してそのまま収納できます。
そんな整理箱が多く出回るようになりましたので、比較的安価にできるオープン棚でも片付けが容易になりました。
グリーンや本、インテリアアクセサリーなどと一緒にオープン棚を作り上げるのも楽しいですね。
そんな収納の方法については、こういった雑誌などで、生活者がいくらでも工夫できます。
私たちはその空間を考えて行かねばなりません。
以前ある企業の収納マニュアルをまとめたのですが、なにより問題は収納する場所や収納する壁がないのです。どこにどんな収納が必要であるかが検討されていませんので、決定的に不足しているのです。
収納のための
1.部屋をつくる 建築計画担当
2.壁を作る 建築計画担当
3.建築化収納をつくる 建築計画 インテリア計画担当
4.置き家具をおく インテリア計画担当
5.収納の工夫をする 生活者の役割
といった計画のステップであったり、手法であったりが考えられ、それぞれ計画段階によって担う人が異なります。
良く、コーディネーターが打ち合わせに参加するころには、建築の計画がフィックスされ、不足に気付いてもどうにも計画を修正することができない・・・なんて場面を見てきました。
特に建築設計者には生活体験が不足している人も多く、配慮が欠けるということが多々見受けられました。
何処にどんな収納がほしいか、必要か新築やリフォームの機会にしっかりと検討することが必要です。
またコンサルティングする人にとっては、生活を細かに観察し、要望を聞くだけでなく、豊かで快適な暮らしに関する明確な認識と提案が求められます。
なにより、それぞれの家のスペースまた、収納のスペースに見合った物の量を維持していく事・・・「捨てる」ですね。
そして必要な物をどう整理するかによって収納の在り方が見えてきますね。